news

パコ・デ・ルシア死去 2014.02.25

フラメンコ・ギター奏者のパコ・デ・ルシア氏が2014年2月25日メキシコで死去した。66歳。
スペイン出身。1960年代から、名歌手カマロン・デ・ラ・イスラとの共同アルバムを次々と発表。フラメンコ・ギターの演奏を民族音楽から芸術の域に高めた。
チック・コリアらジャズ系のミュージシャンとも共演し、アル・ディ・メオラジョン・マクラフリンと組んだ「スーパー・ギター・トリオ」の活動でも人気を集めた。(読売新聞2014.2.27)

100JazzGuitar.com パコ・デ・ルシアのページ

Paco De Luscia / amazon

フラメンコギターの名手として世界的に知られるスペインのパコ・デ・ルシアさんが25日、滞在先のメキシコで死亡しました。
66歳でした。

パコ・デ・ルシアさんは兄とともにフラメンコギターを始め、10代のころからプロのギタリストとして活躍しました。
スペイン南部の伝統的なジプシー音楽にジャズやブルース、ロックの要素を取り入れ、フラメンコ音楽の幅を大きく広げました。
またジャズ・フュージョンギタリストのアル・ディ・メオラさんやジャズ・ピアニストのチック・コリアさんなど異なるジャンルの著名なミュージシャンとの共演も行いました。
パコ・デ・ルシアさんは25日、滞在先のメキシコで突然体調を崩し、66歳で死亡しました。
スペインの生まれ故郷では、町長が「文化の世界とアンダルシア地方にとって埋めようのない損失だ」とその功績をたたえるとともに、3日間、町全体で喪に服すことを決めました。
フラメンコ音楽に大きな変革をもたらし、世界にその魅力を広めた名手の訃報にスペインでは悲しみが広がっています。 (NHK 2014.02.26)

フラメンコギターの巨匠パコ・デ・ルシアさん死去

スペインのギタリスト、パコ・デ・ルシアさん(本名フランシスコ・サンチェス・ゴメス)が心臓発作のため、メキシコで死去した。66歳。AFP通信などが26日伝えた。

 フラメンコギターの世界的な巨匠。情熱的な超絶技巧で知られた。ジャズの味わいを取り入れたり、クラシックなど幅広い音楽から刺激を受けたりして、伝統的なフラメンコの現代化にも力を注いだという。歌手の故カマロン・デラ・イスラ氏との共演は有名。スペイン南部アンダルシア地方の出身。(朝日新聞デジタル)